<宍戸 錠>
1933年、大阪生まれ。
大学在学中の54年に日活の第1期ニュー・フェイスに合格し、翌年「警察日記」にて本格的デビュー。
いわゆる二枚目としてのスタートだったが、57年の豊頬手術により、そのルックスにふてぶてしさが加わり、アクション映画の敵役として活躍をはじめ、特に小林旭の「渡り鳥」シリーズ等における絶妙な敵役は人気を集めて今日に至るまで広く知られる「エースのジョー」の愛称が定着。
61年に「ろくでなし稼業」で主演デビュー後は、ハードボイルドからナンセンスコメディまで振れ幅の広い活躍を見せる。 |